ランチ時の賑やかな学校の食堂で、ぼっち飯をする勇気はない…。と感じたことはありませんか?
もちろん、ぼっちは恥ずべきことではないのですが、
筆者自身、中学・高校・大学を通して、ひとりでいることに恥じらいや漠然とした不安、孤独感を感じ、ぼっち行動をした記憶がありません。
この記事では、ぼっちの苦悩や、ぼっちでも有意義な大学生活を送る方法を解説します。
読み終わると、余裕で大学生ぼっちを楽しめる方法がきっと見つかるでしょう。
中高よりも大学生ぼっちは過ごしやすい?
まずは大学生ぼっちは、中高生ぼっちと比べて過ごしやすい学校生活を送れるのか?という疑問に対する回答をします。
正直なところ、結論からいうと、人によります。(笑)
この回答の理由を述べていきます。
大学には”クラス”というものが存在しないので、中高のときよりは自由度が高くなり、過ごしやすく感じるかもしれません。
が、逆にいうと、この大学特有の自由度が仇となってしまう可能性もあります。
例えば、中高だと、数人1組でチームを組んで作業しましょう!といったグループワークが多いですが、大学になるとそれはほぼ皆無になります。
中高だと、運動会や文化祭などの学校行事は強制参加ですが、大学になると運動会は無くなり、サークルや部活に入っていれば学祭などに参加できますが、それも強制ではありません。
つまり、中高では強制的にでも周りとの接点が作られていますが、大学になると自らが進んで接点を作り、そこからチャンスを広げていく必要がある、ということです。
好んでぼっちになりたい、ぼっちが苦でない人には大学は非常に過ごしやすいと言えるでしょう。ただ、私のように人目が気になってしまう人には、強制参加であれ、ぼっちに見えない中高の環境の方が過ごしやすく感じるかもしれません。
大学ぼっちが辛くなってしまう人の特徴
次に、大学ぼっちであるがゆえの苦悩あるある4選をご紹介します。
- 学食などで人の目が気になる、場所取りに困る
- 過去問や楽な講義などの情報共有ができない
- ノートを借りる、出席を代わりにとってもらう、などができない
- 就職活動の情報共有ができない
それではそれぞれ詳しくみていきましょう。
大学ぼっちが辛くなってしまう人の特徴①学食などで人の目が気になる、場所取りに困る
昼食時は常にガヤガヤにぎわっている食堂で、ひとりで入っていくのは勇気がいりますよね。ましてや、大人数のグループに挟まれた日には…考えただけで恐ろしいですね。
大学ぼっちが辛くなってしまう人の特徴②過去問や楽な講義などの情報共有ができない
先輩や友人から、中間・期末試験の過去問や単位の取りやすい講義などの情報を得ることができず、真面目に全講座受ける必要があります。
大学ぼっちが辛くなってしまう人の特徴③ノートを借りる、出席を代わりにとってもらう、などができない
試験が近づいてきても、友人にノートを借りたりできない、友人に講義の出席を代わりにとってもらったりすることも出来ないので、うっかり講義を休むことができません。
大学ぼっちが辛くなってしまう人の特徴④就職活動の情報共有ができない
就活において、先輩や友人の情報はすごく貴重です。今やSNSなどで情報を得やすくなってるとは思いますが、情報が溢れすぎている・真偽が定かではないため、自分で情報を選んでいく必要があります。それに比べて、身近な人の生の声は信頼できるものであり、とても貴重な情報なのです。
大学ぼっちを余裕で過ごすための条件
さて、続いては、ぼっち生活をどう乗り切るか!です。
真面目に講義を受けてさえいれば、自分の努力次第で単位取得でき、卒業というゴールが見えてきます。
ただ、昼食時や自由時間など、講義以外の時間もぼっちを気にせず過ごしたいですよね。
有意義なぼっち時間にするための、3つの方法をご紹介します。
大学ぼっちを余裕で過ごすための条件①立地条件のいい大学を選ぶ
食堂の居場所で困っているなら、家から近い大学を選ぶ、もしくは大学から近いところに住むことで、昼食時には一時帰宅し、ひとりで気楽にご飯を食べることができますね。また、大学生の特権である履修登録の際にもひとひねり!お昼休憩前後の講義を履修しなければ、学外に出て、ひとりランチを楽しむことができます。
大学ぼっちを余裕で過ごすための条件②学外での楽しみを見つける
- アルバイト
- 没頭できる趣味
- ボランティア活動
など学校以外のところで私生活を充実させることができれば、楽しい4年間を過ごすことができますね!そこで出会った仲間から、就職活動の情報を得ることができますし、課外活動に力を入れていれば、実際に就職活動をする際の話題作りにもなります。
筆者の大学生活は、今考えてみると、学校での思い出より、アルバイト先での思い出の方が多い気がします。(なのに不思議とお金は貯まらなかったです…。笑)
大学ぼっちを余裕で過ごすための条件③資格の勉強をする
自分の時間が多くあるので、将来の自分のために資格の勉強をしておくのもいいでしょう。もし、金融系の仕事に就きたいなら簿記やファイナンシャルプランナー、ITに興味があるならプログラミング、など、せっかくの自分の時間を有意義に使いましょう!社会人になると、思っている以上に自分の時間が取れなくなりますよ…。
ぼっちで過ごすことのメリットはこんなにも!
そもそもぼっちで何がわるいの?
いやいや、ぼっちだからこその魅力的なメリットが5つあります!
ぼっちのメリット①交際費を節約できる
飲み会や部費、サークル活動費などが必要ないので、その分、自分の好きなこと、モノに使うことができます。
ぼっちのメリット②自分を伸ばせる機会が増える
他の人が飲み会に費やしている時間も、自分の好きなことに充てることができます!筋トレや資格の勉強など、自分磨きに励むも良し、旅行やボランティアで自分の世界を広げるも良し!自分とじっくり向き合う時間は大切です。
ぼっちのメリット③勉学に励める
講義中におしゃべりしている生徒とは違い、ぼっちだと誰かとしゃべる機会が無いため、講義に集中できます。(もちろん、しゃべる機会がないからといって、居眠りはだめです。)
ぼっちのメリット④自立できる、自立しているように見られる
オリエンテーションや履修登録など、色々なことをひとりでやらないといけないため、いつしか自然とできるようになり、ひとりでも対応できる力がつきます。
また、SNSの発展に伴い、「友達」や「いいね」数へ依存する承認欲求が強い人たちに比べ、「友達」へ依存しない姿は自信がある人、魅力的と感じる人も多いはずです。
ぼっちのメリット⑤対人ストレスが少ない
人と関わることが少なく、余計ないざこざに巻き込まれることもないので、対人ストレスは軽減されます。
まとめ
さて、この記事では、大学生ぼっちの苦悩や、それでも有意義な学校生活を送れる方法をご紹介しました。
- ランチは食堂で食べる必要はない
- 学外での時間を充実させましょう!
- ぼっちのメリットもたくさんある
“大学卒業”という目標には、自分の努力だけで何とかする必要がありますが、”大学生活を有意義なものにする”という目標であれば、様々な方法がありますね!
今ではぼっち余裕のアラサー筆者からすると、自分の時間がたくさんあり、好きな分野を伸ばしていける時間、自分と向き合える時間があるのは非常にうらやましいです。
しかし、自分と向き合うだけではなく、他人ともコミュニケーションを図り、人脈を形成していく大事さも、社会人になってから感じました。
ぼっち=他人と一切関わらない人、というわけではないはずです。大学生活が人生の全てではありませんが、大学生だからこそ出会える仲間もいて、大学生だからこそできることがたくさんあります。この時間を大切に過ごしてほしいと願います。