ぼっちはいつから使われるようになった?起源や活用法を解説

ぼっち いつから

ぼっちって、どんな意味でいつから言われているの?こんな寂しい言葉…

そんなことを、ふと感じることはないですか?

しかし、ひとりぼっちやぼっちは、ネガティブな意味ではありません

この記事では、ぼっちという言葉の意味と使い方について解説しています。

読んでもらうと、いつからぼっちと言われるようになったのか?が分かり、ぼっちを正しく捉えることができます。

そして、ぼっちという境遇を悪く考える必要はないと思えるようになるかもしれません。ぼっちを前向きに捉え、ともに歩んでいきましょう。

 

「ひとりぼっち」の意味と使い方

ぼっち いつから

何気なく使う「ひとりぼっち」という言葉ですが、意味と使い方について考えたことがあるでしょうか?

よく使う言葉ですが、深堀したいと思います。

ひとりぼっちの意味

ひとり‐ぼっち【独りぼっち】 の解説

《「ひとりぼうし」の音変化。「ひとりぽっち」とも》仲間や頼る人などがいなくて、ただひとりであること。「―で置き去りにされる」

引用元:goo 辞書

 

まずは辞典で意味を調べてみました。一人で孤立していて孤独そんなイメージですね。

ひとりぼっちの言い方ですが、「ひとりぼうし(独法師・独り法師)」という言葉が歳月を重ね、自然とひとりぼっちになりました。法師(ほうし)はお坊さんのことです。

ひとりぼうしっていうのは、宗派や教団などに属さなかったり、あてもなくさまよっていたり、言ってみればフリーランスのお坊さんですね。

他のお坊さんは集団の中で活動することが多いため、どこにも所属せず一人で活動する姿を見て、周りの人が「寂しそう・かわいそう・仲間はずれにされている」と感じました。

そして、ひとりぼうしのネガティブなイメージができあがり、一人で行動する人のことを「ひとりぼっち」というようになりました。

ひとりぼっちの使い方と例文を紹介

ぼっち いつから

ひとりぼっちの使い方としては3つの方法があります。

 

  • 「周囲に誰もいなくて自分一人だけという状態」に対して使う
  • 「自分から好んで人と行動せずに孤立している状態」に対して使う
  • 「仲間や頼れる人がおらず孤独な状態」に対して使う

それぞれ例文を見ていきましょう

「周囲に誰もいなくて自分一人だけという状態」に対する例文

いつの間にか友達とはぐれてしまいひとりぼっちになってしまった

「自分から好んで人と行動せずに孤立している状態」に対する例文

休日は趣味の読書でひとりぼっちを満喫した

「仲間や頼れる人がおらず孤独な状態」に対する例文

気の合う仲間がいないため教室ではいつもひとりぼっちだ

 

このようにひとりぼっちでもいくつか使い方があるので、覚えておきましょう。

「ぼっち」の意味と使い方

ぼっち いつから

「ぼっち」という言葉も使うことがあります。「ひとりぼっち」との違いについて解説したいと思います。

ぼっちの意味

 ぼっち の解説

《「独りぼっち」の略》俗に、何かを一緒に行う仲間がいない人のこと。「―飯 (めし) (=ひとりで食事をすること)」

[補説]平成22年(2010)ごろから使われ始めた語か。

引用元:goo 辞書

 

こちらも辞典で調べてみました。

基本的にはひとりぼっちと意味はかわりません。ひとりぼっちを更に言いやすくしただけですね。

ぼっちの使い方と例文を紹介

ぼっち いつから

基本的にはひとりぼっちと意味合いは同じなので、使い方は似てきます。

ただ、ひとりぼっちより文字数が短いため、微妙に聞こえ方が変わってきます。

使い方3つは改めて下記の通りです。

 

  • 「周囲に誰もいなくて自分一人だけという状態」に対して使う
  • 「自分から好んで人と行動せずに孤立している状態」に対して使う
  • 「仲間や頼れる人がおらず孤独な状態」に対して使う

例文を紹介します。

「周囲に誰もいなくて自分一人だけという状態」に対する例文

田舎に行くとぼっちが気にならなくなる

「自分から好んで人と行動せずに孤立している状態」に対する例文

彼はぼっちだけど、いつも好きなことに熱中していて楽しそうだ

「仲間や頼れる人がおらず孤独な状態」に対する例文

実家から遠く離れた大学に行くため、当面ぼっちを覚悟する

ほとんど同じような使い方ですが、個人的には「ぼっち」の方が「ひとり」という言葉を使わないため孤独感が少ないような気がします。

自分に合った使い方をして下さい。

「ぼっち」を使った造語あれこれ

ぼっち いつから

言葉は時代の変化に伴い変化していくものですが、ぼっちも例外ではありません。

ぼっちは様々な言葉と組み合わせて使われることがありますので紹介します。

 

クリぼっち

クリスマスを一人で過ごすことで、クリスマスの「クリ」と合体させた造語です。

「やっぱりクリスマスは誰かと過ごしたい。」
そう感じる人が多いのは事実でしょう。

ただ、クリスマスを一人で過ごすのが寂しいという意味合いですが、最近はクリスマスに限らず一人で過ごすことに対する悪いイメージが減ってきています。

そもそも他人と自分を比べなければ、クリぼっちが気になることもありません。
自分なりにクリスマスを楽しめればいいのです。

 

キョロぼっち

 顔見知り程度の知り合いはいるけど、仲の良い友達を作ることができず、ぼっちでいることが多い人のことです。
キョロ充気質でいつもぼっちな人のことを指します。

キョロ充とは、いつもキョロキョロ周りを見渡していて、落ち着きがない人のことを言います。

 本人はぼっちでいると、周りの人に思われたくないのでついキョロキョロして人を探してしまいます。

ぼっちの捉え方を少しずつ変えることと、知り合いは作れるので、更に一歩進んで仲良くなれれば解消することもあります。

 

ぼっち飯

 

主に学生が一人で昼食を食べていることを表現した言葉です。

ぼっち飯に孤独や恥ずかしさを感じる人も多く、ランチメイト症候群と言われることもあります。

中には一人で食べている姿を人に見られたくなくてトイレの個室でご飯を食べる人もいるほどです。

一人で食事をすることに対する悪いイメージを、なくしていきたいものです。

まとめ

 

  • ひとりぼっちもぼっちも意味は同じ
  • ひとりぼっちの表現方法は3つある
  • ぼっちから派生する言葉がいくつかある

 

いつから、ぼっちが使われているのか?

どうしても孤独でネガティブなイメージがありますが、もとは宗派や教団に属さないお坊さんがルーツになっています。当事者のお坊さんからすると、ネガティブよりも信念を貫いて孤独を生きていたかもしれません。

「一人でも十分足りている」という考え方ができれば、少し気持ちが楽になる可能性はあります。

ぼっちと上手に向き合いましょう。

 

ぼっちがいつから使われているか、意味と使い方に対する解説でした

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