「プロのぼっちって何?ぼっちなんて寂しくて辛いだけのはず。どんな人のことを指すの?」
ぼっちを極めた人は、どんな人生を送っているのか気になりませんか?
ぼっちを孤独でつまらないものだと感じているなら、ぼっちの本質を理解していません。
ぼっち歴20年の私が、プロのぼっち=プロぼっちについて解説します。
この記事では、プロぼっちの
・概念
・特徴
・方法
を解説しています。
最後まで読むと、目指すべきぼっち人生が見えてくるでしょう。
ぼっちこそ、最高の人生を送るために必要な環境なのです。
プロぼっちとはぼっちに誇りを持ち自分らしく生きる人
プロぼっちって何?と思う方もいると思うので、解説します。
プロぼっちとは、
・ぼっちでいることを全く気にしない
・一人で足りることに対して、強い誇りを持っている
・自分らしく生きている人
上記の3つを兼ね備えた人のことです。
ポイントは、「心からぼっちが気にならない」と自信を持って言えるかどうかとなります。
しかも、
・コミュニケーション力を始めとした人間力はしっかりと備えている
・誰とでも仲良くなれる
・興味・関心がある人には、いつでも話しかけられる
・自分がこうしたいと思ったら、周りの目を気にせず、すぐに一人で行動できる
上記のような特徴を備えており、まさに自由で自立した人間のことを言います。
プロぼっちの特徴8選
プロぼっちには「プロ」と付くだけのはっきりとした特徴があります。
しっかり確認して、プロぼっちを目指して下さい。
孤独感がゼロ
プロぼっちは、孤独感が一切ありません。
決してやせ我慢をしているわけではなくて、一人で完全に充実しているのです。
自分に対して絶対的な自信があります。
他人や世間と比べて落ち込むことはありませんし、そもそも比べることをしません。
完全に精神が自立していて、大人の中の大人といえます。
他人からどう見られるかには関心がなく、自分の願望に沿って正直に行動することができるプロぼっちは、充実感があっても孤独感はゼロです。
興味・関心があることは一人ですぐに行動に移せる
プロぼっちは、興味・関心があることは直ぐに行動に移せます。
例えば、
・焼肉が食べたければ一人で焼肉へ
・カラオケがしたければ一人でカラオケへ
・キャンプがしたければ一人でキャンプへ
自分の中に願望が生まれたら、すぐに行動できてしまうのです。
ただの内向的なぼっちとは違う大きな特徴ですが、一人で何かをすることに、不安や寂しさは感じません。
自分の気持ちを大切にして、人生を充実させたいという想いだけで動くプロぼっちは、すぐに行動に移します。
興味・関心がある人にはいつでも話しかけることができる
プロぼっちは、いつでも・どこでも・誰にでも話しかけることができて、会話も楽しめます。
他人に対しても、ネガティブな感情をもっておらず、むしろ社交的に会話ができるのです。
プロぼっちの特徴ですが、人間として高い能力を兼ね備えており、必要な時に必要な能力を発揮できます。
例えば、以下のような人が近くにいれば積極的に声を掛けます。
・面白いと感じる人
・タイプだと感じる異性
・困っている人・辛そうな人
・寂しそうな人
その時々に応じた、適切なコミュニケーションを理解しており、決して相手にも嫌な想いをさせません。
プロぼっちは、自分が興味関心のある人には、いつでも話しかけることができます。
人との付き合いが浅く広い傾向にある
プロぼっちの人付き合いは、浅く広い傾向にあります。
なぜなら、必要以上に特定の他人に干渉することがないからです。
自分が興味・関心を持った時には声をかけてコミュニケーションを楽しみますが、基本的には、一人で何でも楽しくできてしまいます。
わざわざ、他人と深い仲になる必要がないのです。
たくさんの友人や仲間と楽しい時間を過ごすのは有意義だと知っていますが、人との関わりが増えるほど、面倒なことも増えるということを知っています。
人生を充実させるには、自分の内面を見つめることが大切であり、大勢の人間といる時間よりも、一人の時間を充実させることが大切なのです。
人付き合いの心得を知っているのも、プロぼっちの特徴の一つです。
人の良い部分に関心を寄せる
プロぼっちは人の悪い部分に関心は持たず、良い部分を見ようとします。
深く人と関わらないプロぼっちだからこそできることです。
そもそも腹が立ったり、人とトラブルになるのは、自分と相手の価値観の相違から生まれます。
プロぼっちは、自分と他人が完全に理解しあうことはないと知っており、他人と必要以上に仲良くなったり、理解し合おうとしたりしません。
自分の感情の赴くままに、必要な人付き合いを必要なだけ、取ります。
人の良い部分だけ見るということは、結局自分が楽なのです。
相手と自分の意見が違うことで
・イライラする
・口論になる
・陰口を言う
上記のようなことは誰しも頻繁にありますが、プロぼっちは人の良い部分しか見ないので、一切ありません。
人付き合いは、「腹6分程度に抑えておくのが丁度よい距離感」ということを知っているのです。
プロぼっちを見習い、人の良い部分に関心を寄せて、適度な人間関係を保ちましょう。
言うべきことは言える
プロぼっちは、言うべきことは何でも言えます。
例え相手が
・上司
・先輩
・尊敬している人
・先生
全く関係ありません。
人に対する依存心がないので、相手との人間関係の悪化を恐れて、萎縮するということがないのです。
もちろん、相手の感情・立場・環境などはしっかりと考慮した上で、感情的にならず、あくまで冷静に物事を分析して、意見が言えます。
プロぼっちは自分に対して
・自信があり
・勇気があり
・自分が自分らしくあるために大切なことが何か理解している
だからこそプロぼっちは、どんな場面・人・環境でも自分の意見を伝えることができるのです。
プロぼっちは、とてつもない人間力を備えています。
ぼっちでもいじめに合うことはない
心が成熟しているプロぼっちは、いじめに合うことが、まずありません。
なぜなら、プロぼっちは誰よりも
・強く
・柔軟で
・自分を大切にできて
・人に優しく
・人と自分の違いを受容できる
このような人です。
これほど魅力がある人間を、羨ましいと思うことはあっても、いじめてやろうと感じる人はいません。
いってしまえば、「ド◯えもん」の出来杉君のような完璧な存在なのです。
いじめに合うことはないですし、いじめられたとしても、自分を大切にできるぼっちですから、ひたすら耐えるなんてことはしません。
適切に対処できます。
集団に流されることはない
プロぼっちは「個」を大切にするので、納得するまで信念を貫くことができます。
人に流されることをとことん嫌い、自分の意見を持って、信じた道を突き進むことを大事にします。
例えば会社員なら、
出世に一切の興味がありません
それよりも、自分が正しいと感じたことを、上司や先輩、ひいては社長でも物怖じせずに意見することに関心があります。
例えば学生で休憩時間の時、
・読書をしたければ一人で読書をする
・寝ていたければ寝る
・一人で散歩をしたければする
・誰かと話をしたければ、近くの人を捕まえて会話を楽しむ
何でも自分がやりたいことを、やりたいだけ、やりたいようにやります。
ぼっちということに関心がないので、キョロキョロ周りの友達を探すことはありません。
ただし、文化祭・体育祭などの行事は、皆と同じように協力して、楽しく取り組むこともできるので、協調性はあります。
プロぼっちの関心事は自己実現であって、集団・他人の常識や意見に流されることはない、貴重な存在と言えます。
プロぼっちになるには受け入れること
プロぼっちになるには、「自分は一人が好きなんだ」と、認めて受け入れることがポイントになります。
一般的には、ぼっちでいる自分を嫌う人の方が多いのではないでしょうか?
ぼっちは
・寂しい
・みじめ
・辛い
上記のような感情をもっている人が多いはずです。
ですが実際は、ぼっちには良いも悪いもなく、「何を大切にするのか?」の違いしかないのです。
それに、ぼっちが嫌だと感じている人の内、ぼっちを克服するために行動できる人がどれだけいるでしょうか?
ぼっちが嫌なのに行動できないのは、ぼっちにメリットがあると感じている証拠で、本心では一人が合っていると感じているのです。
ぜひ自分の心を見つめ直し、本当はぼっちが好きなことに気づいて下さい。
気づいた時が、プロぼっちを目指す時です。
プロぼっちは「幸せ」
私は自称プロぼっちです。
プロぼっちになると、心から幸せを感じながら生活できます。
毎日が充実していて、「これ以上の幸せはないのでは?」と感じるほどです。
私が、幸せを感じながら生活できている理由は以下の3つです。
・人と自分を比べることがないから
・自分の性格や人間性を完全に理解しているから、自分にとっての幸せが分かる
・何でも一人で行動できる
特に「人と自分を比べることをしない」というのは、非常に大きなことで、自分より優れた誰かと比較している内は不幸なのです。
ちなみに、私の幸せは
「安月給の職場と家を往復しているだけの現在」
です。
人によっては、最悪な未来と感じるかもしれませんが、私にとっては最高の現在です。
・人とコミュニケーションが取れなかった自分が、社会の一員として働けている
・家に帰ったら妻と子供がいて、美味しいビールが飲める
・休みの日には家族サービスで、休んだ気がしないけど、喜ぶ子供の顔で疲れは吹き飛ぶ。
上記は全て、過去の自分が喉から手が出るほど欲しかった未来なのです。
私がプロぼっちになったきっかけ
私がプロぼっちになったきっかけを紹介します。
私は
・友達が少ない
・不器用なくせにプライドが高い
・飽き性
・見栄っ張り
・自分は特別な人間だと勘違いしている
上に挙げたのは、ほんの一部の、私の欠点です。
ですが、私は自分なりに努力を重ね続けたという自負があります。
例えば、人と話すときに話題が出てこないので、
・話し方の本を読んでみたり
・話し方講座という教材を購入してみたり
・街コンに参加してトークを磨いてみたり
・気持ちを強くするためにナンパに挑戦してみたり
と、無駄な努力だったかもしれませんが、それでもぼっちを克服する努力を続けました。
いつしか、「ぼっちは先天的なもの」だと悟りだして、無理にぼっちを克服する必要はないと感じだしたのです。
自分を受け入れてからは、気持ちも楽ですし、結果がついて回るようになりました。
「こうじゃないといけない」というマインドブロックが外れて、「自分が思うように生きればいいんだ」と感じるようになったのです。
今では欲しかった全てが手に入っていますが、人目を気にせず、自分にとっての幸せを追求した結果です。
私のように、自分なりの幸せに気づいているのが、プロぼっちと言えます。
ぼっちで悩んでいる人は、もちろんぼっちを克服するのも良いのですが、プロぼっちを目指してみてはいかがでしょうか?
ぼっちは克服するのではなく、極めた方が、幸せな未来にたどり着けるかもしれません。
まとめ
・プロぼっちは誇りを持って生きている
・プロぼっちは明確な特徴を持っている
・プロぼっちは受け入れることから始まる
・プロぼっちは幸せ
ここまで、プロぼっちについて解説しました。
プロぼっちは内気でぼっちとか、あえてのぼっちとは違い、完全に人間として自立した人生を送っている人のことです。
人間として高い能力を持っていて、自分が人生を楽しむにはどうしたら良いのか?を、完全に理解しています。
「良い人生を送る」と決めた時、必要以上に人と関わることは不要なのかもしれません。
ただ、いきなりプロぼっちになるのは、難しい話です。
でも、最終的なぼっち人生のゴールとして、プロぼっちというものを見定めておくと、今後の人生において明確な目標になるでしょう。
ぼっちは孤独でも、寂しいものでもなく、自由で自立した最高の人生を歩むには、必要な環境だということです。
ぼっちが好きなあなたは、ぜひプロぼっちになって下さい。