「家に忘れ物をしてしまった。このあと授業があるのに、気軽に借りられる友達がいない。絶対忘れたらいけなかったのに…。どうしよう。」
学校でのぼっちの忘れ物対策に苦しんでいませんか?
ぼっちが忘れ物をすると、いきなり絶体絶命という状況に陥るため注意が必要です。
ぼっち歴20年の私が、ぼっちの忘れ物について解説します。
この記事では、ぼっちが忘れ物をした時の取るべき行動から、忘れ物をしないための注意点まで網羅。
読んでいただくと、ぼっちの忘れ物対策は万全です。
ぼっち克服を目指しながら、忘れ物の予防と忘れ物をした時の対策を身につけましょう。
ぼっちが忘れ物をするとリスクが高い
ぼっちは、ぼっちではない人よりも、忘れ物をした時のリスクが高くなります。
理由は以下の2点です。
・助けてくれる人がいないから
・助けを呼ぶ勇気がないから
友達のいないぼっちだから当然のリスクですね。
だからこそぼっちは、人よりも忘れ物をしないように生活することが、大切になってきます。
忘れ物に対して高い意識を持ち生活することが大切です。
ぼっちが学校で忘れ物をした時に取るべき3つの行動
それでも人間ですから、忘れ物をすることはあるでしょう。
そんな時に、ぼっちが取るべき行動を3つ紹介します。
正直言ってどれも難易度が高いですが、その時々のベストを尽くすのみです。
他のクラスの知り合いに借りる
まずは、人に借りるという選択肢です。
他のクラスに知り合いがいれば借りにいきましょう。
ただ、知り合いがいても「知っているだけでほとんど話しをしたことがない」という状況ならば、ぼっちから話しかけるというのは難しいです。
ぼっちなあなたは、想像してみて下さい。
「違うクラスの、ほぼ話をしたことがない人に、貸してと声を掛ける自分…」
想像しただけで、ぼっち諸君は鳥肌や脂汗がでるような精神状態になりませんか?
無理だと感じるようなら、やはり無理ですので、借りるのはあきらめましょう。
親に持ってきてもらう
親に持参してもらうことが可能なら頼りましょう。
少し恥ずかしいかもしれませんが、背に腹は代えられません。
ただし、忘れ物に早く気づくことが前提の話です。
次の授業で使うものがなかったとしても、さすがに10分の休憩時間では持ってこれませんので、時間に余裕があるのが前提となります。
誰でも利用できる手段ではないですが、親の協力も得ながら、忘れ物をなくしていきましょう。
体調不良を装う
借りることもできず、親に頼ることもできないようなら、いっそのこと、体調不良を理由にして、保健室にかけこみましょう。
「そこまでするか?」という人もいるでしょうが、ぼっちの中には「よい対策だ」と感じる人もいるはずです。
それだけぼっちというのは
・繊細で
・臆病で
・内向的
このような人種なのです。
保健室に行く理由としては、
・悪寒がする
・吐き気がする
・めまいがする
上記の3つあたりを理由にしていれば、保健室で休む理由になるでしょう。
忘れ物をしたことを正直に伝えるのと天秤にかけて、自分にとってベターな方を選択して下さい。
【現実】ぼっちに忘れ物を貸したくないという心理はある
ショックかもしれませんが、ぼっちに忘れ物を貸したくないという人は一定数います。
どんな理由で貸したくないのか、紹介します。
自分はぼっちの友達だと周りに思われたくない
「いつもぼっちなあの人と友達なんだ」と、周りに思われたくない人がいます。
周りの友達から、「ぼっちに物を貸すくらいの変わり者」のように思われるのが、嫌なのです。
「ぼっちが借りたい物を持っているけど貸さない人」に、理由を聞くのはやめておきましょう。
その友達は、「ぼっちに忘れ物を貸して助けるよりも、自分がどう周りから見られるか?」ということの方が大切な人です。
すぐに引き下がり、他をあたって下さい。
陰キャに貸すのは何か不気味
陰キャでいつも暗いぼっちに物を貸すというのは案外抵抗があるものです。
やはり普段から陰キャだと、「何を考えているか分からない」という気持ちになるのが本音でしょう。
「ちゃんときれいに返ってくるのか?」ということが頭にちらつき、気持ちよく貸すことができません。
あなたが傷つくだけなので、貸してくれない時は、それ以上深入りするのはやめましょう。
ぼっちが忘れ物を借りれなかった時は授業前に先生へ
忘れ物をして、誰にも借りられないようなら、事前に先生に忘れ物を申告するという手段もあります。
“忘れたことを授業時間に皆の前で伝える”という難易度の高いことをするよりも、授業が始まる前に正直に伝えてしまう方が、リスクが低いでしょう。
どちらにしても怒られることに変わりはないかもしれません。
ただし、
・個人的に先生に注意される
・皆の前で注意される
同じ注意でも、精神的なダメージが違ってきます。
・誰にも借りることができない
・保健室にも行けず出席するしかない
上記のような場合は、先に伝えておくことをオススメします。
筆記用具程度の忘れ物なら何とかなりますが、実習で使う道具などは、なければ授業になりません。
先生の性格にもよるので、事前に伝えることが最善とは言えませんが、できる努力はするべきです。
ぼっちが忘れ物をしないためには周到な準備が必要
ぼっちは忘れ物をしないことが何より大切です。
ぼっちに限らずですが、以下の2点は抑えておきましょう。
・チェックリストを作ること
・生活習慣を整えること
それぞれ見ていきます。
チェックリストを作ること
科目ごとに必要なものを一覧にして、忘れることがないようにしましょう。
ぼっちで毎日が辛いと、基本的なことに注意がいかなくなります。
ぼっちの上に忘れ物までしてしまうと、「泣きっ面に蜂」ですので、なるべく忘れ物をしないように気を付けることが大切です。
「小学生のようだ」と馬鹿にせず、一覧を作って下さい。
自分の頭の中で持参物を思い出すよりは確実です。
生活習慣を整えること
ぼっちは生活習慣を整えることが大切です。
毎日ぼっちでも明日はやってくるので、ぼっちでいることだけに、心を支配されるのはよくありません。
私も経験ありますが、ぼっちで辛い日々が続くと精神的にもどんどん病んでいきます。
・無気力
・集中力がない
・注意散漫
上記のような結果、忘れ物が増えるということがあるからです。
私の場合、学校から帰ると学校のことを考えないようにしていました。
翌日の宿題はやりませんし、翌日の準備もしません。
とにかくTVゲームをして、現実逃避をする毎日でした。
翌日の準備は、当日の朝、出発前にすることになりまして、当然忘れ物が多くなります。
同じような境遇の人もいるかと思いますので、意識して生活習慣を整えることをおすすめします。
【当然】ぼっちじゃなければ忘れ物をしても慌てなくてすむ
もちろんぼっちじゃなければ、忘れ物はそれほど恐ろしいことではありません。
ぼっちじゃなければ、知っている友達に「それ貸して」と、一言伝えるだけで済んでしまうからです。
ぼっちで悩んでいる人からすれば、羨ましすぎる状況ですね。
ただ、ぼっちはタイミングやちょっとしたきっかけで陥るものです。
逆に言えば、タイミングや少しのきっかけで、ぼっちを克服することもあり得ます。
ぼっちを克服したいと感じるなら、タイミングやきっかけを待ちながらも、状況を変えていけるように行動することが大切です。
まとめ
・ぼっちは頼れる人がいないから忘れ物をすると大変
・忘れ物をしてしまったら借りる・親・保健室のいずれか
・ぼっちに貸したくない人もいるのが現実
・忘れ物をしないように周到な準備を
・ぼっち克服を目指そう
ぼっちの忘れ物について解説しました。
孤独なぼっちは、忘れ物をすると「やばい」って思いますよね。
私自身も、学生時代に何度か大事な忘れ物をして、誰にも貸して欲しいと言えなかった苦い経験があります。
前提として、ぼっちは忘れ物をしないことが最重要ですが、忘れてしまったら仕方ありません。
できることは何でもやりましょう。
もちろん、ぼっちを克服できれば、忘れ物をしても人に借りることができます。
別の記事でも、ぼっちを克服するための方法はお伝えしていますので、是非参考にしていただければ幸いです。